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宿場町として栄えた歴史的なまち 〜木曽町の観光スポット①「木曽福島地域」〜

木曽町は平成17年11月に旧木曽福島町、日義村、開田村、三岳村の4町村が合併して誕生しました。旧町村の各地域にはそれぞれに発展した文化が根強く残っています。この記事では旧木曽福島町の木曽福島地域の魅力を紹介します。


木曽谷の中心地として栄えてきた町

木曽福島(旧福島宿)には日本四大関所の1つである「福島関所」が設けられ、木曽谷の中心地として栄えてきた歴史的なまちです。
歴史的な建造物も多く残され、風情ある町並みを楽しむことができます。

木曽福島上の段地区に残る古い町並み

木曽福島上の段地区は木曽福島駅から徒歩10分ほどで辿り着きます

木曽福島の歴史的な町並みは、昭和2年5月の大火により、ほとんどが焼失してしまいましたが、上の段地区は大火から逃れたため、古い家並みが残っています。
袖卯建や千本格子、なまこ壁の土蔵が残る中山道の古き町並みになっています、

崖屋造り

木曽福島本町地区に並ぶ「崖屋造り」

御嶽登拝の起点である行人(ぎょうにん)橋歩道橋から、木曽川にせり出すように建てられた家並み「崖屋造り」を見ることができます。
1900年代初頭に行われた道路整備の際、道路と木曽川の間の狭い土地を利用するために木曽川にせり出すように家々が建てられました。
現在は建築基準法を満たしていないため、修理は出来ても、建て替えることはできません。

木曽福島関所跡・資料館

木曽福島関所跡

福島関所は、中山道の要衝として約270年間「入鉄砲・出女」などを取り締まった場所で、箱根、新居、碓氷と並び、天下の四大関所の一つに数えられています。現在は国史跡に指定されており、隣接する資料館では関連する古文書や用具を展示しています。

関所資料館

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