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ハワイと繋がる木曽町。

今回の国際交流のきっかけ

木曽町の地域おこし協力隊の長屋詠一郎です。
2022年の冬頃に、木曽町日義にお店を構えるコンフォートかみむらさんの社長の上村三枝子さんからお話があり、今回のハワイと木曽町の国際交流の計画、サポートなどをさせて頂きました。今回来てくださったハワイの学校の先生と三枝子さんがお知り合いということもあり、昔から木曽町でホームステイをしたりする国際交流があったそうです。ただ、コロナにより数年その機会が失われていました。今年はぜひ交流を再開させたいという想いもあり、今回の国際交流に繋がりました。

ホームステイ先は木曽ツリーワークスの千村さんにお世話になりました。大変ありがとうございました。木曽町の日常をハワイの生徒さんが体験でき、とても素晴らしい思い出になったと思います。

木曽青峰高校での英語と日本語の交流、木曽踊り保存会の皆様と木曽踊りとハワイのフラダンスの交流、地元の方々とハワイの生徒さん達の会話。どれをとっても多くの方々の貴重な経験や体験になりました。

居酒屋ちからさんでの交流の様子。

飲食では、木曽町福島のぷるまんさんや居酒屋ちからさん、日義のだべりばさんにお世話になりました。また、木曽町役場の岩井係長さんや小池糀店さんにも木曽町ツアーの運転やご案内をして頂き、大変助かりました。多くの方々のサポートにより今回の国際交流を成功させることができました。本当にありがとうございます。

木曽町出発前の様子。

ハワイの生徒さんの木曽町に滞在した感想(ジェナ)


今年の六月に高校の先生や友達と一緒に日本へ初めて行きました。色々な場所に行ったのに、私達が行った場所の中で、長野県の木曽町が一番好きです。旅行の前に、日本へ行ったことがある人は「田舎の人は英語があまり話せない」と言いました。そのため、初めはちょっと怖かったですが、木曽町の人々は最も親切でした。
木曽町に着いて、まずは「木曽青峰高等学校」に行きました。そこで、「ハワイの生活」のプレゼンをして、木曽青峰高校の生徒と日本語と英語を使いながら話すことできました。話した生徒によると、高校生は、クラブとゲームが好きだそうです。一緒にお話をした生徒の皆さんには、ぜひ英語の勉強を続けて欲しいです。私も一緒にの勉強をがんばります!

木曽青峰高校で、ハワイの歌を歌う様子。

地域おこし協力隊の長屋さんに素晴らしい場所へ案内してもらいました。木曽町の日義にある南宮神社です。そこで、お参りの仕方を習ったり、滝の前で写真を撮ったり、お祈りしました。南宮神社の後に、塩尻市の奈良井宿に行って、リエさんに会いました。リエさんは、小さいカンザシ屋を営んでいます。リエさんの店を入ったら、おせんべいと桜茶を出してくれました。リエさんによると、ご主人は皇室のに簪を作ったそうです。「すごい、親切な人だね」と思いました。ちょっと喋って、店を出るの前に生徒や私にあわび貝でできたきれいな御箸をくれました。本当に忘れがたい体験でした。

次の日は、木曽おもちゃ美術館と、開田高原の柳又ビューポイントと、小さくてかわいいカフェのタビタのパンさんを訪ねました。一番面印象に残った場所は、木曽馬の里でした。木曽馬が多いし、自然がきれいだし、珍しい子馬が見られました。木曽町の経験は、日本の旅の中でも、特に特別感じられました。

木曽おもちゃ美術館の木のおもちゃで遊ぶ様子。
木曽馬の里で、木曽馬と触れあうハワイの生徒さん達。

木曽町はおいしいものが多いです。その中でも最高のご飯は木曽町福島の辰乃屋のちゃんこ鍋です。キャベツと豚肉ときのこと、その他いろいろな物が入っていました。健康にいい料理です。馬刺しも食べてみましたが、新鮮でおいしかったです。びっくりしました。

東京と京都のような大都市に比べると、日本の田舎の経験は特にユニークです。前は大都市が好きでしたが、木曽町に行った後は、田舎の方が好きです。木曽町の皆さん、お世話になり、ありがとうございました。ジェナ。


今回木曽町を訪れたハワイの生徒さんのうちの一人が、今回の木曽町滞在の感想を日本語で送ってくれました。木曽町の住民の皆さんや景色や伝統に触れ、このような感想を抱いてくれるということに、とても感動しました。

木曽町の暮らし、伝統や歴史、そして文化。何より木曽町に住む人々の魅力を引き続き発信していきたいと思いました。

またハワイの生徒さん達に会えるのが楽しみです。長屋