【自然を活かし、自然に活かされる木曽町暮らし】 木曽町地域おこし協力隊 三島卓也さん
何故木曽町を選びましたか?
1番のきっかけは、協力隊として着任していた友人からの紹介です。その最初の日帰り訪問で心を奪われました。あいにくの雨でしたが、素晴らしい自然環境に目を奪われました。町の中からは、2956mを誇る木曽駒ヶ岳が見え、少し移動すると3067mの御嶽山が現れます。東西に山が広がり、自然のエネルギーを直に感じることができました。直感でここで暮らしてみたいと思い選びました。
経歴について教えてください。
出身は岐阜県関市(旧板取村)です。高校では、商業を学び、大学では、経営学部を学びました。就職したのは、経営コンサルティング会社です。業界でも老舗の企業でした。業務内容は、中期経営計画の策定支援・人事制度構築・次世代リーダー育成研修・階層別教育の企画運営・大規模講演会の企画運営などを行い、悩める経営者の方々を相手にさまざまな改善提案と実行をしていました。
実際に木曽町に来てみてどうですか?仕事内容を教えてください。
木曽町で暮らして1番の驚きは、地域内の活発な人の多さです。自分達でイベントを開催したり、何かやろうとしている人に手助けをしたり、何気ない会話の中にネガティブなことが少なく、「なんでもやってみよう」という印象を受けました。最初は自然の魅力に引き込まれましたが、暮らすにつれて人の魅力が溢れていることを感じました。
現在の仕事は、木曽町で地域おこし協力隊として移住交流促進をテーマに、「日本で最も美しい連合」のPR推進と移住定住促進をメインに行なっております。地域内で美しい村の物産展を行ったり、商品開発をしたり、地域内外の交流も生まれとてもやりがいがあります。移住定住促進では、移住してきた方向けのイベントを行い地域内の人のつながりを生み出しています。
プライベートについて教えてください。
焚き火が好きで、キャンプに行くたびに火を使って遊んでいます。火のゆらめきを見ていると心が癒されます。ゆったりとした時間をとることがあまりないタイプですが、この時間は幸せな時間です。
意気込みを教えてください。/卒隊後の目標を教えてください。
地域おこし協力隊として現在1年が経過しました。1年目は計画したことがある程度実施することができました。2年目以降も決めたことはやり切るというスタンスで臨んでいきたいです。ただやるだけではなく、木曽町の経済を動かす交流の機会を作っていきます。
協力隊任期後は、木曽町の魅力を発信する地域商社を作り木曽町の良さを広めていきたいと考えています。木曽の魅力を伝え、認知してもらい木曽に行きたいと感じてもらいたいです。木曽で暮らしている人と木曽に来た人に喜んでもらえるそんな会社を作りたいと思います。
自然を活かし楽しむサバイバル入門「ブッシュクラフト」
ブッシュクラフトとは、キャンプとサバイバルの中間にある遊びです。
ブッシュクラフトに興味を持ったのは、自然に近い距離感で楽しむものだったからです。
キャンプはおしゃれだけど荷物も多く設営も大変だと感じます。中には普通の家と何も変わらないような空間を作り出すことができます。
快適に過ごすためにとても大切なことであると思います。
ただ、私は自然が好きで、自然との距離感を近づけたいと思っていました。ブッシュクラフトは荷物を極力少なく、リュック一つ分に押さえ、持ち込むものを制限していきます。
足りないものに関しては、自然の中にあるものを活用します。聳え立つ木や枯れ木岩や石。木の枝など自然の中に無数にあるものを活かします。
これが醍醐味です。
極力自然を活かし、互いにつながりを感じることで生きていることを身をもって感じることができる。それがブッシュクラフトです。