日本で最も美しい村連合 U35 みらい創造会議2024 in TOKYO.
美しい村を、美しいままに。
NPO法人「日本で最も美しい村」連合は、2005年に7つの町村からスタートしました。 当時は、いわゆる平成の大合併の時期で市町村合併が促進され、小さくても素晴らしい地域資源や美しい景観を持つ村の存続が難しくなってきた時期でした。フランスの素朴な美しい村を厳選し紹介する「フランスの最も美しい村」運動を見本に、失ったら二度と取り戻せない日本の農山漁村の景観・文化を守りつつ、最も美しい村としての自立を目指す運動をはじめました。
木曽町からは、木曽町の地域おこし協力隊の長屋と、茶房松島マスターの松澤成海さんの二人で参加しました。日本で最も美しい村連合の繋がりがないと,なかなか触れ合うことがない方々と出会える機会は、とても貴重だと思います。
各自治体の発表の後には、20年後の自分のむらと連合の未来を考える、ディスカッションを行いました。
ディスカッションで話した内容を、現場でグラフィックレコーディングでまとめて頂きました。各地の強みや魅力を活かしたまちづくり、日本全国各地に加盟している自治体がいることで、幅の広い取り組みを知ることができました。
みらい創造会議の後は、懇親会が開催されました。
その中で、北海道鶴居村のHeart'n Treeの取締役/シェフの服部さんとお話をさせて頂き、発酵食品という話題が出ました。
木曽町の魅力の一つである発酵食品を、北海道鶴居村の服部さんがどのように発展させていくのかが気になり、木曽町に帰宅してから、小池糀店さんの糀を送らせて頂きました。美しい村の繋がりを活かしながら、各地の、魅力の発信をしていきたいと思っております。
また、長野県の加盟自治体からU35に来られた方から、木曽おもちゃ美術館に行ったことがあるよ!という声も聞くことができて、とても嬉しく思います。
今後、町の若い力として、どのようにまちづくりに貢献していけるのか、各自治体の若い繋がりを活かし、それがどのように発展していくのか、とてもワクワクします。
文章/写真: 木曽町地域おこし協力隊 長屋詠一郎