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認定NPO法人REALE WORLD主催でトップアスリートによるバレーボール教室が開催されました【木曽町後援事業】

木曽町のジュニアスポーツ・カルチャー・クラブに所属するバレーボールクラブ(中学生)を対象に「認定NPO法人REALE WORLD」主催によるバレーボール教室が令和6年6月29日(土)に開催されました。

この活動は、同団体の「ヒーロープロジェクト」の事業として、木曽町出身の代表理事が木曽の子どもたちにプロスポーツ選手からの学びを次の世代に伝えていける人材育成を目的に企画されています。

講師には、1992年バルセロナ五輪・1996年アトランタ五輪に出場した中村和美さんをお招きして指導をいただきました。


講師 中村和美(なかむら かずみ)さんプロフィール


元全日本女子バレーボール代表選手。
1989年ユニチカに入社。同年8月世界ジュニア(U-20)選手権に出場し銅メダルを獲得。1990年アジアジュニア選手権では主将を務め優勝に貢献。MVP受賞。
1991、1995年の黒鷲旗大会優勝に貢献。
1992年バルセロナ五輪、1996年アトランタ五輪出場。
ユニチカフェニックスでは1997年第4回Vリーグで主将を務める。

<球歴・受賞歴>
・所属チーム履歴
 旧押水調律押水中学校→石川県立金沢商業高等学校
 →ユニチカ・フェニックス(1989-1999年)
・全日本代表
 1991-1993年、1995年-1996年
・全日本代表としての主な国際大会出場歴
 オリンピック - 1992年、1996年
 ワールドカップ - 1991、1995年
・受賞歴
 1996年 第3回Vリーグ レシーブ賞
 1996年 ワールドスーパーチャレンジ ミキプルーン賞(ベストリベロ)


今回のバレーボール教室では、基本のパス・レシーブ・スパイク・サーブの基礎を学びました。中村和美さんの指導では、「一本のサーブ・レシーブ・トス等を試合中の一本だと思い、丁寧に正確に練習すること」、「試合の中では、声を出すことが武器になること」など熱心に指導いただきました。

インターネットで事前に中村さんの現役時代を見ていた2年生女子の生徒は、「元日本代表の試合を見て、憧れていた中村さんに教えていただく貴重な体験になり、とても嬉しかったです。1つ1つのプレイを丁寧に行うことを学び、以前よりボールを拾えるようになりました。」2年生の男子生徒は、「基本の練習の復習になりました。特に、レシーブはボールの正面に入ること、スパイクは肘をしっかり伸ばすことが大切なことが確認できました。」と感想を寄せてくれました。

今後もREALA WORLD主催でこの教室を定期的に開催していただき、子どもたちの気持ちとプレーの成長に支援いただきます。


認定法人REALE WORLDのご紹介

すべての人が「違い」を認め合い「違い」を活かしていきいきと輝く希望あふれる多様性社会の実現を目指し行動できる人材を育成するNPO法人です。
5つの事業を掲げ、そのうちの1つである「リーダー育成事業」として行われたのが、今回の「ヒーロープロジェクト」です。
リーダー育成事業は、子どもたちを希望ある未来へと導く、次世代のヒーローを育てることにも力を入れており、ヒーロープロジェクトは、子どもたちに努力の先に叶える力があるということを元プロスポーツ選手が伝えることで目標に向かって努力するモチベーションを上げ行動を促すことを目標に行われました。

代表理事である三好彩さんは木曽町出身で、フェアトレード店を運営する企業「株式会社MAYA」の社長も務めながら雑貨の輸入販売を手掛け、環境問題や途上国の雇用創出に取り組まれ、NPO・企業双方の特性を生かして事業を行っています。
令和5年度に購入された、木曽町の空き家であった古民家を拠点にNPOのサポーターに農村での暮らしを体感していただく国際交流事業や地元企業と連携した農業体験事業などを通して、木曽町の地域課題解決にご尽力いただいています。