木曽町は平成17年11月に旧木曽福島町、日義村、開田村、三岳村の4町村が合併して誕生しました。旧町村の各地域にはそれぞれに発展した文化が根強く残っています。この記事では旧開田村の開田高原地域の魅力を紹介します。

開田高原地域の特徴

開田高原は標高が1,100～1,300mと高く、真夏でも町内では涼しく爽やかな高原で、各所からとても雄大で美しい御嶽山を見ることができます。
冷涼な気候を活かし、白菜やとうもろこし、そばの生産が盛んな地で、また、日本在来馬の一つである「木曽馬」が暮らしている地域でもあります。

木曽馬

木曽馬は日本古来の在来馬で、現存する８種のうち、本州唯一の在来馬です。平安時代から軍事用、農耕用として大切に育てられてきたこの馬は、比較的穏やかな性格で、人に優しい馬であると言われています。開田高原にある木曽馬の里では、飼育されている馬を見学したり、乗馬することができます。大自然の中で、馬との触れ合いを堪能してみてはいかがでしょうか。

蕎麦

昼夜の寒暖差の大きな開田高原は、水はけのよい火山灰地とあいまって大変風味豊かな蕎麦が育ちます。
町内には多くの蕎麦屋さんがあるほか、そば打ち体験をできる施設もあります。
木曽町へお越しの際は、ぜひ町の特産物「蕎麦」に触れてみてください。

柳又ビューポイント

開田高原では各所から御嶽山を見ることができますが、中でも一際眺めの良いスポットが「柳又ビューポイント」です。数年前に町で展望スペース、駐車場を整備し、道路脇に15台ほどの駐車場があります。

開田高原アイスクリーム工房

こちらのアイスクリーム工房では、開田高原の牧場で採れた搾りたての牛乳や地元の食材を使って作られていて、連日、多くの観光客で賑わっています。

カップアイスの他、ソフトクリーム、ヨーグルト、チーズ、バターも販売していて種類は豊富です。
開田高原にお越しの際は、ぜひお立ち寄りいただき、自然豊かな開田高原で採れた新鮮な農産物の味を堪能してみてください。
オンラインショップもありますので、通販でお買い求めいただくことも可能です。