【落ち着く私の田舎】 黒澤館 向井郁実さん
皆さん、こんにちは。
木曽町の地域おこし協力隊の長屋詠一郎です。
今回の記事は、前回取材をさせて頂いた『絵本も描いてる整体屋さん 外戸翔子さん』に繋いで頂いて、木曽町三岳地区の黒澤館で働かれている向井さんを取材させて頂きました。
木曽町で育ち、一度離れ、そして木曽町に戻られた向井さんの想いや、ご実家の黒澤館のリフォームについてお聞きしました。
【向井さんについて】
自己紹介をお願いします。
1997年生まれ。木曽町出身。
高校卒業後、名古屋の専門学校でパソコンやビジネスマナーについて学び、そのまま名古屋で就職。
実家の旅館を手伝うために4年前木曽に帰る。
木曽町に戻って来て感じることはありますか?
住み慣れているのもあって、山に囲まれているとやっぱり落ち着きます。名古屋はなんでもあって便利で楽しかったですが、木曽の静かで穏やかな生活を送れるところは離れる前と変わらないなって感じて安心しました。
一方、新しい施設やお店が増えてることにも驚きました。元々あったものがリニューアルしているのもあって木曽の活性化を感じて嬉しいです。私も木曽に帰省した友人や家族と利用しています。
木曽町で働くやりがいを教えてください。
自然に囲まれながら木曽に興味を持ってくれる人に直接関われることです。旅館も木曽も気に入ってくださって何回も足を運んでくださるのはとてもありがたいし嬉しいです。
今後挑戦したいことを教えてください。
お客様に寄り添ったサービスを続けていきたいです。昔は団体のお客様が多かったですが、これからは個人客路線にシフトしていかねばと考えています。具体的な案はまだないですが、新しい料理や宿泊プランを加えるといったような形になると思います。時代に合わせつつも黒澤館の良さをなくさないように気をつけたいです。
【黒澤館のこと】
リフォームについての内容を教えてください。
本館の客室4部屋をリフォームしました。高気密でランニングコストを抑えつつCO2を削減してSDGsが実行できる施設になりました。照明や畳、柱など細部までこだわりました。雄大な御嶽山を眺望できるお部屋とヒノキのお風呂がついたお部屋がおすすめです!
こだわりについて教えてください。
自家製のお米と野菜を使って旬の食材を提供しています。旅館をやる前は普通の農家だったと聞いています。なので田んぼや畑がたくさんあって旅館業との両立は大変ですが家族と協力してなんとかやっています。
今後どのような場所になっていきたいですか?
御嶽山の雄大な自然を求めて訪れる皆様にくつろいでいただけるような宿を目指していきたいです。
HPとインスタグラム
・黒澤館のHP
・黒澤館のインスタグラム
・雲上のお宿 石室山荘のHP
・雲上のお宿 石室山荘のインスタグラム
インタビュー / 写真
長野県木曽町地域おこし協力隊 長屋詠一郎
長野県木曽町 【暮らしのnote】
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